第7問 
儲かる話ばかりしてるけど・・・やっぱり、リスクもあるんでしょ?
 あります!!
FX取引は優れた取引形態をとっていますが、次のようなリスクもあるんです。
これらのリスクを理解した上で取引を始めてください。

1. 価格変動リスク

外国為替市場は各国の経済環境、社会情勢、金利動向等により24時間常に変動しています。また値幅制限も無い為、短期間で大きく変動する場合もあり、変動によっては損失を被るリスクがあります。また、その損失は預託された額を超える可能性もあります。FX取引は元本や利益が保証された取引ではありません。

2. レバレッジ効果によるリスク

FX取引は、総取引金額より小額の証拠金で取引ができるためレバレッジ効果によって大きな利益を得る機会がありますが、逆に大きな損失を被る可能性もあります。また、その損失は預託された額を超える可能性もあります。

3. スワップポイントによるリスク

スワップポイントは高金利通貨を買建てした場合は受け取りとなりますが、高金利通貨を売建てした場合は逆に支払いとなります。それにともない新たな資金が必要になったり、自動決済(自動ロスカット)の水準が近くなったりする可能性があります。

4. 自動決済(自動ロスカット)のリスク

一定の間隔で行われる時価評価による純資産額が、取引証拠金の40パーセント以下の状態で値洗いが更新された場合、未決済ポジションの全てが処分されます。また相場状況等によっては執行される価格が計算上の自動決済の水準から大きくかい離することがあり、預託された額を超える損失となる可能性もあります。

5. 損失限定注文(逆指値注文)のリスク

FX取引では値幅制限がないことから、為替レートが一方向に急激に変動した場合や週を越えて成立する場合、逆指値注文は指示した価格から大きくかい離して約定することがあります。逆指値注文は、必ずしも損失を想定した額に留められるとは限りません。

6. 流動性リスク

外国為替市場では、通常高い流動性を示しています。しかし、主要国の祝日や、ニューヨーク市場の終了間際、週始めの取引開始時等マーケットの状況次第ではレートの提示が困難になる場合もあり。その場合には注文を成立させることが出来なくなる可能性があります。また、天変地異、戦争、テロ、政変、各国政府による外国為替市場の管理政策の変更および規制等により、お客様のお取引が困難になる可能性もあります。

7. OTC(相対取引)のリスク

FX取引は投資家とFX事業者とのOTC(相対取引)であり、FX事業者の信用状況によっては損失を被る危険性があります。また、FX事業者が提示する為替レートは他の情報(テレビやインターネット等)とは同一ではなく、他の情報の価格より不利な価格で成立する可能性もあります。

8. カバー取引のリスク

FX事業者との取引では、カバー取引のため、投資家からのご注文は、すべて外国為替取引業者(ブローカー)にカバーされており、カバー先の信用状況によっては損失を被る危険性があります。また、何らかの事情によりすべてのカバー先にカバー出来ない状況になった場合、お客様のお取引が困難になる可能性もあります。

9. 電子取引システムのリスク

電子取引システムを利用した場合、投資家およびFX事業者の通信機器故障、通信回線の障害、情報配信の障害、あるいは電子取引システムそのものの障害等により、一時的または一定期間、取引が不可能になる場合があります。また、お取引は出来ても配信されるレート、情報が誤配および遅配により、実勢とはかけ離れたレートでの約定、および約定されたものが取消される可能性もあります。電子取引システムそのものの障害の場合は電話取引も同様のリスクを負う場合があります。

10. 個人情報に関するリスク

FX事業者より発行された、口座番号、パスワード等の個人情報が、窃盗、盗聴等により第三者に漏れた場合、その第三者が悪用することによって損失が発生する可能性があります。(本人以外の方に漏れないように十分なご注意が必要です)

11. 税制、関連法規の変更によるリスク

FX取引に係る税制および関連法規の変更等により、現状より不利な条件での取引となる可能性があります。

12. 証拠金、手数料、スワップ金利の変更によるリスク

証拠金、手数料、スワップ金利は為替相場の状況、各国の金利動向等により、変更される場合があります。それにともない新たな資金が必要になったり、自動決済(自動ロスカット)の水準が近くなったりする可能性があります。